その背中、抱きしめて 【上】





この手の感触を


唇の感触を


ほんの少し低い声の心地よさを


抱きしめられる安心感を知ってしまったから




高遠くんがいなくちゃ、私が私じゃいられないんだよ。





こんな気持ちになるなんて、知らなかった。


幸せと切なさが背中合わせになってるなんて、知らなかったよ。










*To Be Continue*


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