ヴァンパイア達と甘くて刺激的な生活を
そんな私は叔父と叔母の家を出て新しい家に住む。


新しい家を探していたところ、叔父の知り合いがいくつかの物件を持ってきてくれて、その中の1つに目がいった。


シェアハウスだがかなりの豪邸。


なんと家賃はタダ。


シェアハウスというのに少し迷ったが、こんな良い物件はないと思って即決した。




そして引っ越し当日ーーーーー


「若菜ちゃんは本当に良い子だったわ。もう娘にしちゃいたいくらい」


「そうだな。若菜はどう思っているか分からないが、俺達は娘だと思ってるよ」


涙を流す叔母と、頭を撫でる叔父に抱き着いた。


「はい。私も両親のように思っていました」


こんな私を育ててくれて本当に感謝している。


「寂しいがもうお別れだな」


「そうね。悲しいけどずっと会えない訳じゃないものね。元気でね」


「はい。本当にありがとうございました」


別れの言葉を告げ、今まで住んでいた家を後にした。



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