氷の魔女の春さがし
ともあれようやくハロルドの意識が戻ってきたので、ハロルドの背中を抱いて上半身を起こさせ、カップを口もとに持っていってお湯を飲ませる。
どうやら大丈夫そうだが、発見がもう少し遅ければ危なかった。
「ねえハロルド、何があったの? 怪我はしていないみたいだし、上からただ落っこちたってわけじゃないのよね?」
どうやら大丈夫そうだが、発見がもう少し遅ければ危なかった。
「ねえハロルド、何があったの? 怪我はしていないみたいだし、上からただ落っこちたってわけじゃないのよね?」