社長の溺愛ぶりには・・・
志穂は もう一度慎太郎と暮らしたかった
叶わないって
あのパーティに行かなければよかった
行かなければ、あの場所でまだのんびりとできていたのに・・・・
と
1分1秒たりともここにいても
・・・・
ベッドをでて着替えた
ベッドに手紙をおいた
そして慎太郎の親がくれた
手切れ金をおいて
アパートに帰った
身の回りのものをもち
タクシーに乗った
「圭太郎、ごめんね、強くなれなかった、圭太郎の親権を取られちゃった、」