イクメン作家と恋心。SS~ウェディングベル~第1話編~修正済み&2話追加。
睦月君とデート。
素晴らしい結婚式が終わり
いつもと変わらない日常に戻ったある日。
睦月君は、またもや
私に驚くことを言ってきた。
「お母さん……僕とデートしよう」
「えっ……?」
睦月君の突然の言葉に
私は、驚いてしまった。
デート!?
私と睦月君が?
「どうしたの?急に……」
少しかがみながら質問してみると
睦月君は、ジッと私を見ていた。
「あのね……僕。お母さんと
お出掛けしたい」
何とも可愛らしいことを言ってきた。
お出掛けなら一緒に買い物したりしているけど
もっといろんなところに
行きたいということだろうか?
しかも2人で……。
うーん。と考えてみるが
睦月君からそんな風に思ってくれるのなら
こんな嬉しいことはない。