イクメン作家と恋心。SS~ウェディングベル~第1話編~修正済み&2話追加。
「いいわよ。たまには、
お母さんとお出かけしようか」
ニコッと笑いながら
その意見を聞き入れた。
夕食にそのことを先生に話したら
驚いていた。
「睦月が……お前にか?」
「はい。一緒に出掛けたいって」
「ふーん。」
先生は、そう言いながら
睦月君を見る。
しかし睦月君は、ご飯に食べるのに
夢中で気に止めてもいなかった。
「いいですか?先生……」
「別にいいんじゃねぇーか?
楽しんで来い」
先生がそう言って許してくれた。
やった……これで
睦月君とお出掛けが出来るわ。
私は、楽しみにしながら
その日を楽しみにした。
そして……お出掛けの日。