イクメン作家と恋心。SS~ウェディングベル~第1話編~修正済み&2話追加。
丁度面白そうなアニメがやっていた。
これなら睦月君でも楽しんで観れるだろう。
睦月君は、コクりと頷いてきた。
決まりだ!
ショッピングモールに着くと
チケットを購入する。
始まるのは……あ、もうすぐだ!
丁度いい。
「睦月君。買ったから中に入ろうか?」
振り返りながら睦月君に話しかけるが
彼は、ジッと違う方向を見ていた。
何を見ているのかしら?
視線の先を見ると売店だった。
「売店か。じゃあ何か買って
映画を観ようね」
そう言うとコクりと頷いてきた。
売店に行くと睦月君が欲しがったのは、
特大のチョコキャラメルコーンだった。
美味しそうだけど……特大。
私は、苦笑いしながら
それを買った。
飲み物は、同じメロンソーダにした。