イクメン作家と恋心。SS~ウェディングベル~第1話編~修正済み&2話追加。
ご懐妊。
そんな事があってから1年後。
私に喜ばしい報告が出来た。
「おめでとうございます。
おめでたですね」
吐き気がして気持ち悪いため検査をしに
病院に行くと妊娠を告げられた。
「ほ、本当ですか!?」
「はい。予定日は……来年の4月辺りになりますね。
妊娠3ヶ月になります」
嬉しい……私のお腹に先生の子供が居るなんて。
ソッとお腹に触れる。
まだ、膨れていないので実感がないけど
確かにお腹の中に存在しているんだ。
早く伝えなくては……。
睦月君にお兄ちゃんになる事を伝えたい。
先生……喜んでくれるかな?
そわそわしながら支払いを済ませると
自宅に急いだ。
自宅に着くと
先生は、丁度昼食の準備をしていた。
睦月君も手伝っている。
「先生、睦月君。今戻りました!!」
「涼花。うるさいぞ。
お前……体調悪くて
病院に行ったのではないのか?」
呆れながら注意される。
そうだけど……そんなことを言っている
場合ではない!!