イクメン作家と恋心。SS~ウェディングベル~第1話編~修正済み&2話追加。
「いいのではないか?
俺が絞っておいたから別に構わん。
なら、明日にでも不動産に言っておく」
「本当ですか?
ありがとうございます」
嬉しくて溜まらない。
私達は、無事に決まり
新しいマイホームに住むことになった。
引っ越しの日。
引っ越しが終わると私達家族は、
向かい側に住んでいる拓馬君の家族に
挨拶に行った。
「今日から向かい側に住むことになった藤崎です。
よろしくお願いします。
これつまらないものですが……どうぞ」
「まぁ、こちらこそ。
わざわざありがとうございます。
これから、よろしくお願いしますね」
拓馬君のママが快く受け入れてくれた。
「おー睦月。来たな。」
ひょっこり顔を出す拓馬君。
「よろしくね。拓馬」
「おう。せっかく来たんだから外で遊ぼーぜ。」
そう言い睦月君を連れ出した。
「あ、危ないことしないでよ!?
ごめんなさい。
いつもいつも拓馬が迷惑をかけて」
「いえ。仲良く遊んでもらって助かってます」
先生がそう言った。
こうして私達の新居は、
賑やかに始まったのだった。