ウソツキセンセイ
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「横田、岸、俺のいない間すまなかった」
橋本先生が買い出しから帰ってきて、保健室には入るや否や、あたしたちに軽く頭を下げた。
どうやら買出し中に学校から電話が掛かってきて、平塚先生が倒れたということを聞いたらしい。
「いえ、大丈夫ですよ。橋本先生こそ、お疲れ様です」
蒼依はソファでくつろぎながら橋本先生に言った。
「ありがとう、岸。それと悪いが隣の応接室で待っていてくれないか?」
「了解しましたー」