ウソツキセンセイ
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授業が終わって、あたしと蒼依はそそくさと学校を出る。
駐車場の近くで、須藤さんたちがあの色紙を平塚先生に渡しているのを見かけたけれど、あたしはそれを無視して歩く。
道中、蒼依は何度も「平塚先生に会わなくてよかったの?」と聞いてきたけれど、あたしはもう諦めたんだ。
きっと、もう平塚先生と会うことはないと思う。
スイーツ食べ放題のお店にやってきて、あたしは真っ先にいちごのフレーバーのゾーンに向かう。
いちごのショートケーキや、タルト、キラキラとしたいちごがとても美味しそうで、全種類を少しずつお皿に盛った。