ウソツキセンセイ
「今ね、平塚先生と放課後授業してる」
「平塚先生と!?」
「しー!!」
蒼依の大きな声に、クラスメイトがこちらを見る。
慌ててあたしは蒼依の口をふさいで、なんとかこの場をしのぐ。
「なんでまた。あんなに平塚先生のこと苦手って言ってたのに~」
「そりゃ、あたしだって受けたくないよ。でもあたしの化学の成績がやばいんだってさ」
「でも二人きりなんでしょ?大丈夫なの?」
「……なんとか」
「平塚先生と!?」
「しー!!」
蒼依の大きな声に、クラスメイトがこちらを見る。
慌ててあたしは蒼依の口をふさいで、なんとかこの場をしのぐ。
「なんでまた。あんなに平塚先生のこと苦手って言ってたのに~」
「そりゃ、あたしだって受けたくないよ。でもあたしの化学の成績がやばいんだってさ」
「でも二人きりなんでしょ?大丈夫なの?」
「……なんとか」