笑顔を絶やさずに

-プルルルル



「あ、澤田?
優衣、目覚めたよ。まだ熱は高いけど

…うん、りょーかい」



「優衣、澤田来てくれるって。」



返事をしようと思った時。




「……っ!」



急に吐き気が襲って来て、口を押さえながら起き上がる



「あ!」


とっさに大翔がゴミ箱を渡してくれた




「…っ!…おえっ……おえっ」


吐くものが無くなるまで吐いても消えない吐き気に嫌になって、涙が溢れる

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