笑顔を絶やさずに
「澤田先生と吉田先生来ます!」
「…ハァ…ゴホッ…ゴホッ…ヒュー……ゴホッ…ゴホッ…ハァ…ハァ…ひ…ろッ…」
少し経って、やっと看護師のそんな声が聞こえて、安心からか体の力が抜ける
「あ…!」
ベッドに座ってた私は、そのまま後ろに倒れこんだ
急だったからか、看護師さんのびっくりした声が聞こえた
「少しベッド起こしますね〜。
楽にしてていいですよ〜
もう少しで先生達来るのでゆっくり呼吸してましょうね」