ストロベリーショートケーキ<第四話>魅惑の魔法
あたしの質問をのらりくらりとはぐらかす壱吾。
爽やかだけど、下心丸出しの笑顔で…。
「この無節操男!あんたが知らないなら、偉い奴を探し出すまでよ!黒砂糖!とりあえず出発するよ!」
あたしは手に握ってたネックレスを、乱暴にデニムのミニスカのポケットに突っ込んだ。
そしてホワイトチョコのドアを割りそうな勢いでバタン!と開け、ズカズカと外に出る。
そんなあたしのあとを、黒砂糖が慌てて追いかけてきた。
来なくてもいい壱吾と一緒に。
爽やかだけど、下心丸出しの笑顔で…。
「この無節操男!あんたが知らないなら、偉い奴を探し出すまでよ!黒砂糖!とりあえず出発するよ!」
あたしは手に握ってたネックレスを、乱暴にデニムのミニスカのポケットに突っ込んだ。
そしてホワイトチョコのドアを割りそうな勢いでバタン!と開け、ズカズカと外に出る。
そんなあたしのあとを、黒砂糖が慌てて追いかけてきた。
来なくてもいい壱吾と一緒に。