My letter 〜君の未来に〜
「あー、終わったー!直人行くぞ!」
「おぅ!」
講義を終えて、1番に講義室を出た俺らは病院に直行した。
病院に着いて、柾はナースステーションで名前を書いてから俺に向かった。
「直人の彼女、会ってみたい。」
「別にいいけど、病室に他の患者いるからカフェとかでもいいか?」
「俺はどこでも。直人たちに合わせるよ。」
後で海実を迎えに行こうと思いって、とりあえず哉斗の病室に入った。
「あ、直人。」
「久しぶり。」
「直人と柾くんって知り合いだったの?」
「同じ医学部です。」
「哉斗、久しぶり。」
いろんな話が飛び交いながらも挨拶をした。