My letter 〜君の未来に〜


ガラッ

「海実っ!!」

突然扉が空いたと思ったら入ってきたのは彩葉だった。

「彩葉…」

「ねぇ雫っ!海実は!?」

俺もさっきの岬人先生のように首を横に振った。

「…なんでぇ…なんで海実なのぉ…」

彩葉はその場に崩れ落ちてしまった。

俺は無言で彩葉の横にしゃがみこんだ。

ピコンッピコンッピコンッ…

いきなりさっきとは違った音が鳴った。

< 140 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop