My letter 〜君の未来に〜
ジャージに着替えて部室を出ると部員がストレッチを始めていた。
私も同級生の部員に声をかけた。
「渡井さん、やろう?」
「ありがとう。」
今日も何事もなく終わった。
学校の帰り道。
私は思わず近くの公園のベンチに座った。
頭に激痛が走り、立っていられなかったから。
でもこれはいつものことだし、自分の体に起こっている異変を分かっているし大丈夫。
ちょっと休憩してから帰ろう 。
ここなら誰も見てないし。
まさか見ている人がいるとは思わなかった。