マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
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「おはよう、亜衣ちゃん」
「おはよう…ございます」
翌日からの望月さんは、当たり前だけど普通だった。
……いや、前言撤回。
態度は普通だけど、前よりも私に絡む回数が明らかに増えている。
「悪いけどこのUSBの中身、印刷しといてくれる? 会議で使うから。
今やペーパーレスの時代だっつーのに、タブレットが苦手とかいう偉いオジサンがいると困るんだよねぇ」
「わかりました。やっときます」
そういう真っ当な仕事の依頼だったとしても、会話のときに望月さんが接してくる距離がぐんと近くなった。
場合によったら、私の耳元でこそこそと喋るような感じで。
そうなると自然と顔の距離もかなり近いわけで……。
意識するな、ってほうが無理!!
「はぁ……」
企画部の部屋を出ると同時にため息が出た。
何でこんなに疲れてるんだ、私は。
仕事疲れじゃなくて、完全に“気疲れ”だわ。
「おはよう、亜衣ちゃん」
「おはよう…ございます」
翌日からの望月さんは、当たり前だけど普通だった。
……いや、前言撤回。
態度は普通だけど、前よりも私に絡む回数が明らかに増えている。
「悪いけどこのUSBの中身、印刷しといてくれる? 会議で使うから。
今やペーパーレスの時代だっつーのに、タブレットが苦手とかいう偉いオジサンがいると困るんだよねぇ」
「わかりました。やっときます」
そういう真っ当な仕事の依頼だったとしても、会話のときに望月さんが接してくる距離がぐんと近くなった。
場合によったら、私の耳元でこそこそと喋るような感じで。
そうなると自然と顔の距離もかなり近いわけで……。
意識するな、ってほうが無理!!
「はぁ……」
企画部の部屋を出ると同時にため息が出た。
何でこんなに疲れてるんだ、私は。
仕事疲れじゃなくて、完全に“気疲れ”だわ。