マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~

「俺は誰とも付き合ってないけど」

「…へ?」

「お前の言うとおりだ。関係ないよな」


全然納得などしていない表情で、水無瀬くんは淡々と言葉を続ける。


「おせっかいな忠告して悪かったよ。お前の好きにしろ」


感情のない冷たい言葉が、私の胸にグサリと突き刺さる。
と同時に、水無瀬くんは両腕を引っ込め、そのまま部屋を出て行った。


私は未だにバクバクする心臓を右手で押さえ、ハァーっと深呼吸を繰り返して。

落ち着いたところで考えてみると、今起こったことが不思議でならなかった。

私の頭が冷静になればなるほど。
水無瀬くんの行動が本当に不可解極まりない。



「な…んで……」


誰もいない会議室の片隅で、小さな独り言が吸い込まれていった。


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