マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~

「男にラブホに連れ込まれてんだぞ?」

「……うん」

「お茶淹れる前に、先にシャワーの心配したらどうだ」

「シャ、シャワー?!」


ポカンとしていたら、水無瀬くんがこちらに歩いてきて私と距離を詰める。


「シャワー、浴びたいとか言わねぇの?」

「え?! 水無瀬くん………冗談、だよね?」

「は?」

「ここに来たこと自体、壮大なスケールの冗談なんだよね?」

「何を言ってるんだお前は。俺は冗談だなんてひとことも言ってない」

「………」


いやいやいやいや、意味がわかりません。
どういうことでしょう?

冗談じゃないなら、そういうことをするために私をここへ連れ込んだ、ってことになりますけど。

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