マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
「シャワー浴びないなら来いよ」
水無瀬くんはワイシャツの首元のボタンを外しながら、もう片方の手で私の手を引っ張り、ベッド方向へと連れて行く。
ドサリ、とベッドの上へ押し上げられる形になり、すぐさま水無瀬くんが覆いかぶさるような格好で私を捕まえた。
「や、水無瀬くん! 冗談やめて!」
「だから、冗談じゃないって」
私の両手首をベッドに縫い付けるように、水無瀬くんが両手でロックしていて。
私は一瞬で身動きが取れなくなった。
「女とホテル来てスイッチ入らないなんて、男じゃないだろ」
どうやらその言葉は嘘でも冗談でもないようだ。
水無瀬くんの表情には、いつもは見せない男の色気がふんだんに表れている。
見つめられ、そのまま唇をついばむように軽くキスされた。
水無瀬くんと………キスしちゃった。
いや、このままいったらキスどころじゃなくなるんだけど。