マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
「お前はバカか!!」
「……っ……」
「泣くほど嫌なのになんで黙って我慢してんだ!」
私はだらしなく寝ころんだまま、ふるふると首を横に振る。
違う。そうじゃない。
水無瀬くんは私がエッチしたくないんだと誤解してしまったんだ。
彼はまくり上げた私のキャミソールをウエストまで下ろし、はだけさせたブラウスを合わせてボタンを止めた。
乱れた私の服装をきちんと直してくれたのだ。
「………泣くなよ」
バツ悪そうにそう言うと、水無瀬くんは私の上半身を抱き起こす。
「水無瀬くん…っ……ごめん……」
「謝るな。悪かったよ……こんなことした俺が悪い」
私の目から流れ落ちる涙を、彼は親指で優しく拭ってくれた。
そしてその手は私の頭を優しく撫でて。
気が付いたら彼の両腕で私の身体は優しく抱きしめられていた。
「ほんとにお前ってやつは…。バカもいいとこ」