マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~

「というわけで、明日からよろしくな」

「…え、私、チームに入れたの?!」

「まだ聞いてなかったのか。明日から俺らは同じ戦略チーム」


やっぱり!!
私には幸運の神様がついてる!!!

神様に感謝しよう。
あ、その前に金山課長にものすごく感謝しよう。


「俺らは一番下っ端だから、足引っ張んないように頑張ろうな」

「う、うん! 水無瀬くん、よろしくね!」


自然と満面の笑みを浮かべると、水無瀬くんも半分呆れながら笑ってくれた。

本当は持っている書類の束を捨て、水無瀬くんにハグしたいくらいのテンションだけど。
さすがにそれは恐れ多くて無理だ。
どさくさ紛れとはいえ、厚かましすぎる。

キラキラとまぶしい王子様の笑顔を見れただけで、それだけで十分。

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