少女と四天王



と、電話だ。




私は部屋から出て電話に出る。




「もしもし」



『あ、姫様〜?』





家からかけてきた青凛だ。





「どうしたの?」



『んー、とね。
叶夢が多分そっち行った!』



「はぁ?!」





ヤバイ。
見られたらヤバイ。


夏休みまで小学生ぐらいだった叶夢が、
たったの数ヶ月で中3くらいになってるのを
見たら、ヤバイ。

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