少女と四天王



お兄ちゃんはいきなり私を
お姫様抱っこし、翼を出して飛ぶ。





「お、おおおお兄ちゃん?!!」



「シー。静かに」





お兄ちゃんも私も気配を消し、
お兄ちゃんは天井に当たるか
当たらないかくらいの高さまで飛ぶ。



柊君と加藤は倉庫に入って
輝蘭の部屋に入った。





「…姫、出ようか」

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