少女と四天王



昨日のあの感情、思い出せないけど、
多分、そうなんだ。





「…わかったよ…。
じゃあ、僕が姫の感情を戻すから。
絶対に、思い出させるから」



「うん。お願いね?」





笑う事が出来ないから、
指で口角をクイッと上げた。





「かっわいいわ〜!!!!」





心姉に飛びつかれて私は倒れる。





「姫!私のお嫁さんに来てー!!」





…心姉って、女の人だよね?

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