少女と四天王



「心姉、男なの?」



「え?女ですよ??
姫が可愛くて可愛くて♪」





私はブスなのに。





「…んー…。…姫?」



「輝蘭、おはよ」





さっきのように口角を指で
上げると、輝蘭は両手で自分の顔を隠した。





「…天使みたい」





何言ってるんだか。

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