少女と四天王



「…旅行」





冷たく、無色の声色。





「あーあーあー!!!
が、学級委員ごめんな!
今の気にしないでくれよ!

疲れてるだけなんだよ!」



「う、うん…」





なんでそんなに慌ててるのかわからない。

なんで学級委員はそんなに怯えてる顔を
してるの?


帰山君に背中を押されて自分の席に
座った。

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