少女と四天王




「いいか?絶対に喋るなよ?
俺がかわりに喋るから!
わかったな?」



「帰山君がそう言うなら」





あ、また癖が…。





「俺も希望の感情を戻すの
手伝ってやるから」



「…ありがとう」





と、その時。
教室のドアが開いて
加藤が教室に入ってきた。

その時、私の心臓がズキンと傷んだ。





「あ!乃君!
朝いなかったから休みかと思ったよぉ!」



「名前呼んでいいって誰が許可した。
呼ぶなブス」





加藤の闇…。

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