少女と四天王




私は倉庫を出て恍に言われた道を
進み、薄暗い所を探してその道を歩く。





「ったく。ここどこだよ」





ほらいた。





「拓磨。こっち」



「あ?…お前、どっかで…」



「海。倉庫はこっち」





また迷子にならないように
拓磨の手首を掴んだ。

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