少女と四天王



「間違い、なの?」



「と、と言うか姫の気持ちも
聞いてねぇのに結婚とか…!
俺ちょーはず…」



「私も好きだよ」



「…は?」





…聞いてなかったの?





「だから、私も乃の事好きだって」



「…恋愛の方…?」



「…そ、うだけど」





言わせないでよ。
恥ずかしい…。



恥ずかしくて下を向いてると、
ギュッと乃に抱きしめられる。

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