少女と四天王



乃に背を向けて、
飛ぼうとした時。


グイッを強く引かれ、
振り返ると唇に柔らかい感触が…。

目を強く閉じてる乃の顔がドアップで
私は目を見開く。

その感触はすぐに無くなり、
乃の顔は離れた。




…き、キス?!!!





「ず、ずっと待ってるから!!」





顔を赤くして言うから可愛くて。



私もそっと乃にキスをした。





「ずっと待っててね。
目が覚めたら1番に会いに行く」



「絶対だからな!」

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