少女と四天王



いつも通ってる学校でも
迷うくらいだ。

頭はいいのに、超方向音痴。


それを思い出して私は苦笑い。





「姫、どんなヤツだっけ」



「え?私??
え、えっと…。
黒髪で紫メッシュ、
超方向音痴で甘党なのにブラックコーヒー
好きで…。
こっちかな」




数ヶ月一緒にいただけでこんなに
分かるなんて、私おかしい。

…そう言えば、縁龍が1番楽しかったかも。

私の目的は玉だけなのに、
本気で楽しんでしまった。

だから、裏切ったと言う
辛い気持ちになった。

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