少女と四天王


笑顔で、作り笑いだけど
そう言うと、龍ヶ崎先生に頭を
チョップされた。





「ラブレターじゃねぇだろ。
よくお前平気でいられるな」



「……まぁ、こう言うの慣れてるんで。
それに、こんなのでワンワン泣いたら
相手が面白がりますから。
予想外の事をして相手の反応を見るのが
楽しみでしょうがないんですよ」



「Sめ…」





Sなのかなぁ。




「で、話戻すが。
その転校生は"鍵"らしい」



「はい?…どこかの部屋の鍵ですか?
まさか、鍵が歩くんですか?
それも学校に来るんで…」



「アホか!!
聞いてねぇの?
輝蘭は4つの玉を守る四天王の1つだ。
その4つの玉を集めれば、
願いが叶うらしい」

< 84 / 268 >

この作品をシェア

pagetop