紙飛行機
キーンコーンカーンコーン
そんな事を考えてる内にチャイムは鳴った。
「礼ー!!」
元気良く私の名前を呼ぶのは相原 香奈 保育園からの友達 否、親友とも言う。
「…」
「礼ー!!」
「…えっあっ何!?」
かなり焦った。
「又、一志の事考えてたでしょ?」
「…そんな事ないよ!勉強の事で頭いっぱいだよぉ!」
「嘘つき〜!顔に書いてる」
「書いてないよぉ!」
「顔真っ赤だよ?」
笑いながら私をいじり続けた。
キーンコーンカーンコーン
あっとゆうまにチャイムは鳴った。
「香奈〜バイバーイ」
「礼ーバイバイ!」
香奈は天使のような
私に笑いかけながらヒラヒラと手をふって自分の席えと帰った。
香奈を一語で表すなら…可愛い!
と思った。