紙飛行機
また憂鬱な時間が始まる。
でも私は一志を見てるから憂鬱とも何とも思わない。
嬉しいと言う感情しか無かったのかも知れない。
ふとそんな事を思っていたら、私の視線の先から白い紙飛行機が私目掛けて飛んできた。
それを上手くキャッチする。
紙飛行機の羽の部分を見ると「ひらけ!」と汚い字で書いてあった。
一志がこちらを直視する。
多分私は顔真っ赤だ。
とりあえず開く。
そこには私が一志に抱いてた感情が記されていた。
「好きだ!よかったら付き合って!返事待ってるぞ!」
私…絶対顔真っ赤///////
涙が溢れてきた。
今は我慢しないと駄目だね。
先生は私の異変にきずく。
「礼ー顔赤いぞ?保健室行ってこい。あっでも今保健室の先生出張でいないからなぁ…」
「…ぁの///」
先生は私の声に見向きもしない。
その時…