教室と、初恋。
夏の暑さは不吉な予感。
* 。☆ . * . : . + * : ゜+ 。
それから1週間もしないで夏休みに入った。
夏休み初日の今日、部活動にも所属していないわたしは朝からベッドでごろごろ。
お気に入りの電子小説を読んで、ときめいていた。
『貴方はいつも自分を責める。
その厳しさに甘えてしまう。
こんなの私のためにも貴方のためにもならない。
だけどだめ、貴方がこんなにも好きだから。
甘えることをやめられないの』
ペンネーム『ゼロ』さんの小説、『甘い懺悔』。
登場人物の名前をひとりも出さないその文には、すごい感情移入ができて、
切なげな文章にほれ込んでしまった。