お前、俺に惚れてんだろ?
ナオトくんがこう言うと、アミは恥ずかしそうに手をもじもじさせた。


「アミもいっしょに勉強しようよっ」


あたしがにっこりと微笑むと、アミもあたしの手をガシッと握った。


「お言葉に甘えさせてきただきます!!」



こうして、あたし、アミ、ナオトくん3人の勉強会が始まった。


部活のないあたしたちは、放課後に図書室に寄って、今日の授業の復習とテスト勉強をした。
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