お前、俺に惚れてんだろ?
「…あ、ああ…悪かったよ」

「まさか、優馬とほのかちゃんが付き合ってたとはなっ…」


優馬くん、さっきの会話…聞こえてたんだ。

だから、あたしを助けに…。


「…ありがとう、優馬くん」

「ううんっ。俺も気づかなくて、ごめんね」


謝られることなんて、なに一つないのに…。


本当に優馬くんって、どこまで優しいんだろう。


それにしても、さっきの…。
< 334 / 973 >

この作品をシェア

pagetop