お前、俺に惚れてんだろ?
王子様のいない旅
「いよいよ、明日だねっ♪」
「そうだね!」
あたしとアミは、顔を見合わせてにんまりと笑う。
その手には、本のようにしてホッチキスで止められた冊子。
その冊子の表紙には、『旅のしおり』と書かれている。
そう。
この冊子は、修学旅行のしおり。
夏休みが明け、少ししたころ…。
この高校生活の一大イベントと言っても過言じゃない修学旅行が、明日に迫っていた。
「そうだね!」
あたしとアミは、顔を見合わせてにんまりと笑う。
その手には、本のようにしてホッチキスで止められた冊子。
その冊子の表紙には、『旅のしおり』と書かれている。
そう。
この冊子は、修学旅行のしおり。
夏休みが明け、少ししたころ…。
この高校生活の一大イベントと言っても過言じゃない修学旅行が、明日に迫っていた。