お前、俺に惚れてんだろ?
あたしは、そう思いながら眠りについた。



次の日。


集合場所の駅に向かうと、すでに花森の制服姿の制服たちがたくさん集まっていた。


「ほのか、おはよー!」


すぐに、アミがあたしに気づいてくれた。


「…あーーーっ!!!!」


すると突然、アミの後ろから叫び声が聞こえた。


見ると、それはナオトくんだった。


「もうっ。朝っぱらから大きな声出して、なによー…」
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