お前、俺に惚れてんだろ?
「あ!優馬だっ」


もうすぐ新幹線に乗るために点呼を取ろうとするときに、ナオトくんが優馬くんに気づいた。


「優馬〜!こっちこっち!」


ピョンピョンとジャンプしながら、手招きをするナオトくん。


「遅ぇよ、優馬!」

「わりぃわりぃ。寝坊しちゃった」

「優馬が寝坊だなんて、珍しいなっ」


そんな話をしているうちに、先生が点呼を取っていた。


「ほのかちゃん、今日かわいいね」
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