お前、俺に惚れてんだろ?
「今のは、ついポロッと出ちゃっただけでっ…。そんなつもりじゃないんだってば〜…」


あたしが優馬くんの彼女だなんて…。

そんなの、夢のまた夢なわけで…。


「でも付き合うなら、やっぱり今の時期だよね!」

「今の時期?…なんで?」

「そんなの決まってんじゃんー!」


アミは、自分のスケジュール帳を開けると、ある日付を指差した。


それは、12月25日…。
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