お前、俺に惚れてんだろ?
「ブームって…」


あたしは苦笑する。


…でも。

万が一…、億が一でも優馬くんと付き合えるなら…。


クリスマスっていう、ロマンチックな日がいいな…。


なんて、思ったりもしていた。


「そういえば、ほのか。土曜日はなに着て行くの?」

「…それが、まだ考え中で。優馬くんの好きそうな服を着て行きたいんだけど、どんなのが好きかわからなくて…」

「それなら、直接優馬に聞けばいいじゃん!」
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