お前、俺に惚れてんだろ?
「ほのかが?」


燈馬くんはなにか考えているのか、あたしのつま先から頭までを眺める。


「もしかして、優馬とどっかに出かけるつもり?」


燈馬くんの意表を突く言葉に、あたしとアミは顔を見合わせる。


…なんで、バレたのっ!?


少しびっくりしたけど、これも予想の範囲内なのか、アミは淡々と話す。


「そう!実は今週の土曜日、ほのかと優馬がデートするから、それに着て行く服を考えててっ…♪」
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