お前、俺に惚れてんだろ?
告白をしてフラれたものの、これからも変わらず優馬くんとは“友達同士”のまま。


嬉しいはずなのに…。



…ギュッ


…えっ……?


「あいつが、お前を泣かせたんだなっ…?」


耳元で、悔しそうな…そんな声が聞こえた。


と…、燈馬くん…?


ふと足元を見ると、街灯に照らされてできるあたしと燈馬くんの2つあるはずの影は、1つに重なっていて…。
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