お前、俺に惚れてんだろ?
だって、…なにがなんだかわからなかったから。


てっきり、“お友達”って言うから、アミかだれかだと思っていたのに。


その…“お友達”の正体。

それはっ……。



「…こんな朝早くから、どうしたの!?っていうか、なんでここにいるの…!?」


あたしは、歯を磨いて、朝ごはんを食べて、服を着替えて、髪を整えると、慌てて家を飛び出した。


そして、家の前で待つ…あの“人影”に駆け寄る。
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