お前、俺に惚れてんだろ?
「…で、今日はどうしたの…?昨日…あたし、燈馬くんと遊ぶ約束なんてしたっけ…?」


そうは聞いてみるものの、思い返しても、そんな約束した覚えがない。


すると燈馬くんは、人差し指であたしの額を弾いた。


「バーカ。昨日、俺が言ったろ?」


…昨日?

燈馬くんが…?


って言われても、…全然思い出せない。


すると、ポンっとあたしの頭の上に燈馬くんが手を乗せた。
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