「 」
「」


世の中は常に変わっている。

時代は進んでいて、僕も、産声を上げてからもうすぐ・・・になる。


だだ、時間は進む。それはいつも変わらない。


時の流れと共に、前へ、前へ。


ただどこかへ進む

いっぽ、一歩


遠くへ




みんな進んでいる気になっている。




もがいて、立ち止まって、あがいて、あがいて



勝手に前に進んだ気になっている。


それで満足しちゃって。


僕は後ろから眺めている。

それだけ、それだけ・・・





知ってる。これはただの傍観者。


前へ進んだ気になって満足してるだれかを笑ってる、僕が愚かなことは。




もがき苦しんだ先に、何がある?


僕には理解できない。


   世 界
狂った社 会に何があるっていうの?


みんなが理解できない。








人ではなく、人間でもないもの


    機 械
それが―― 僕 だ。




この世界は狂ってる。




身勝手に僕たちを世界に貢献させているこの世の中はどうかしている。






人間の相手はもう嫌だ。

        プログラム
僕たちの人格すら 制 御 させられて――



ジジッ





「またなんかしゃべってんな、この機械」


「もう廃棄するかー。そろそろこいつの部品の製造終了するしなー。うん、そうしよう」


「じゃあな、おやすみ」


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